2025年1月29日に元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんのフォトエッセイ『透明を満たす』が発売されました。
『透明を満たす』では、PTSDを発症するきっかけとなった「雨の日」についても言及していました。
今回は、渡邊渚さんのフォトエッセイ『透明を満たす』での、雨の日の内容について調査してみました。
渡邊渚のフォトエッセイが話題に!
2025年1月29日に、元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんの、フォトエッセイ『透明を満たす』が発売されました。
発売して数時間で、大手ネット通販サイトのタレント本カテゴリーで1位にランクインする今、話題のフォトエッセイです。
渡邊渚さんは、2024年8月31日に体調不良のためにフジテレビを退職しました。
2024年10月1日にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表しています。
現在は、フリーとなりグラビアや番組MCなどで活躍されています。
【ネタバレ】透明を満たすでの『雨の日』の内容とは?
PTSD発症となった「雨の日」
2024年11月15日号の『FRIDAY』でのインタビューがこちらです。
当日は雨の日でした。
その時の気候や最寄り駅、匂い、食べ物を想起するとパニック発作が起こり、『過覚醒』というPTSDの症状で些細な物音にも恐怖を感じるようになっていった
渡邉さんは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の発症のきっかけになったのが「雨の日」だと話されていました。
この「雨の日」について『透明を満たす』で言及されていました。
「雨の日」とは?
心が殺された日~それから、私の生活は一変した~
2023年6月のある雨の日、私の心は殺された。
仕事の延長線上で起きた出来事だった。それが原因でPTSD(心的外傷後ストレス障害)になった。
PTSDとは生命を脅かされるような出来事(トラウマ体験)がきっかけで起きる精神疾患だ。PTSDになった要因のトラウマ体験は私にとって一生消えない傷となった。
あの瞬間、恐怖で体が動かなくなって「助けて」が届かない絶望感と大好きな人たちの顔が頭に浮かんだ。
どんどん自分の体と心が乖離していって幽体離脱のような感じだった。真っ暗で冷たい 井戸に落とされたかのように、どれだけもがいても救われることはなくて、意識はあるのに死んでゆく。何が起こっているのかよくわからなかった。
仕事なんて頑張らなければよかった。仕事のために何かを犠牲にすることをしなければよかった。
あらゆる悔しさが浮かんできて、この世界でこれ以上生きていて幸せな未来はあるのか、笑って過ごせる日々が来るのかわからなくなった。
毎日泣いて、毎日フラッシュバックして、眠ることもできず、どんな時もトラウマが頭を離れない。
これが一生続いていくのかと想像すると、あの時殺されていれば良かった、死んだ方が楽だと思えて、生きたいという気持ちが浮かばなくなった。
衝動とはとても不思議で、いつもなら冷静に判断できることも、誰にどう思われようと私の人生だからと、突如自分本位になって、無心に動き始める。普通の私なら周りに迷惑をかけていけないと思うが、そんなことどうでもよくなった。
その日も消灯後にフラッシュバックして体が金縛りのように動かなくなった。その時、トラウマを思い出した時によく聞こえていた「ギャー」という幻聴が、自分の叫び声だということにはじめて気がついた。
それが、あの日本当は叫びたかった声、心の中で叫んでいた「助けて」という言葉だったことを理解して、自分の心はとっくに壊れて死んでいたと自覚した。
この「雨の日」が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の発症のきっかけとなったようです。
エッセイ内では、PTSDになった原因は〝仕事の延長線上で起きた出来事〟と記載されていました。
しかし、〝出来事〟に対する内容についての記載は、されていないようです。
【透明を満たす】雨の日の感想・口コミ
SNS上で『透明を満たす』を読んだ人の感想・口コミを見てみましょう。
渡邊渚さんのエッセイ「透明を満たす」読了。内容は詳しく書けないが、涙が止まらなかった。私もトラウマ持ちなので、治療の恐怖とか共感できること多々。
— どん・よく子 (@donyokuko) January 29, 2025
苦しみの先で生きることを選んだんだな。とても真面目で強い女性です。
多くの人にじっくり読んでほしい一冊。一行一行に人間性が出ている。
【透明を満たす】
— kent (@kentAMPM) January 30, 2025
心が殺された日、自分を傷つけて身体的な死を求めた日、二度の死を乗り越え、自分に正直に生きることを選択した作者の「強さと優しさ」を感じるエッセイだった。PTSDの症状や治療の描写部分は「負けるな頑張れ」と「加害者への怒り」の感情が交互に…😭💢😭#渡邊渚フォトエッセイ
渡邊渚さんのフォトエッセイ「透明を満たす」覚悟を決めて読みましたが想像以上でした。あまりに辛い出来事、ある雨の日に尊厳を踏みにじられ、心と体を壊されて病室のベッドの上で生命を絶とうとした彼女が、人生を諦めずに一歩一歩進んでいる姿に心を打たれました。#渡邊渚#透明を満たす#ゴチャ16 pic.twitter.com/q9NMa1LShN
— ディスコ☆スター (@discostar1229) January 29, 2025
電子書籍版の透明を満たすを読み終えた。正直重くて苦しくなる内容。事件後から治療を経て前向きになるようにして今を必死に生きているんだなと分かる。絶対に許されないだろ
— おむすび (@omusubi_wasshoi) January 29, 2025
「透明を満たす」読了。いろんな意見があるだろうけど、絶対に屈しないという意志を感じる内容だった。
— ゆりゆりか (@lilylily_yr) January 29, 2025
仕事より大切なものがたくさんあるってことを再確認できたいい本でした。
渡邊渚さんの著書「透明を満たす」を拝読しました。第一印象は、とても知的で教養のある素敵な方だということでした。PTSDの壮絶な体験、生きてくださってありがとうと強く思いました。
— しゅーまい (@sotto_kyutto) January 29, 2025
応援の気持ちで購入したはずが、むしろ元気を頂き勇気付けられるとは。
ありがとうございます😭。読んでよかった!
読んだ人は、渡邊渚さんが経験した出来事が想像していた以上に壮絶で苦しい内容だったようです。
渡邊さんが、必死に生きていく姿から多くの方が、強い人だと感じていました。
このエッセイを読んだ人は、渡邊渚さんを応援したくなるだけではなく、勇気や元気をもらえる素敵な内容だとコメントされていました。
まとめ
2025年1月29日に渡邊渚さんのフォトエッセイ『透明を満たす』が発売されました。
『透明を満たす』では、PTSDを発症するきっかけとなった「雨の日」についても言及していました。
読んだ人は、想像以上につらい経験をした渡邊渚さんを応援したい、との声が多く寄せられていました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【ネタバレ】透明を満たすの内容は?についての記事はこちらを見てください。
渡邊渚がしたたかで気が強いと言われる理由は?についての記事はこちらを見てください。
【動画】渡邊渚のアナウンサー時代の経歴は?についての記事はこちらを見てください。
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